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ある人の夢の話

この小説にはグロテスクな表現が一部含まれております
読む際にはご自身の判断でお願いします

尚、何事があっても私は責任は一切負いませんのでアシカラズ。

それでも宜しいのでしたら、追記へどうぞ・・・

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神は何処(いずこ)


ある男が宝くじを買った。

その男は、当選番号を見るとき
「神様!どうか俺に宝くじを当てて下さい!!」
と願った。

そして番号を見ると・・・
当たっていた。

男は大喜びし、何をしようかとあれこれ考えていた。
そして先ほど願いを叶えてくれた神様にお礼参りをしようと思い立った。

しかし、男はふと考えた。

「・・・俺は、一体何の神様にお願いしたんだ?」


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宇宙人エルドル!(3)

自転車の後ろにエルドルを乗せて全力疾走しながらも私はずっとその事ばかり気にしていた。
結局何だかんだで8時を回っていたのでUFOは放っておいて来てしまったからだ。
マンションの前では、ヒトミさんが私達を待ってくれていた。
「おっそ――い!!」
「ごめんなさ―――い!!!」
どっかのライダーさながらに車体を傾けて格好良く(?)停止。勿論同乗者無事です。
「お前将来マウンテンバイク乗り回して生きていけると思うよ・・・」
「うーんそれも一理あるけどやっぱり私は真っ当に生きていきたいよヒトミさん」
そんなツッコミを入れながらも自転車から降りて、エルドルもそれに倣う。
「へぇーその子がエルドル君?結構いい顔してんじゃん」
「ハイ、これから宜しくお願い致します!」
「うん、よろしくねー。あ、部屋はリンの隣だからあの子に案内してもらってー。ほい、鍵」
そのやりとりを見て、私は内心吃驚してしまった。
だってあのエルドルから満面の笑みで挨拶されたら女子だったらたまらなく胸キュンするのにこの人はそんな素振りを微塵も見せなかった。
(だからこの人モテないのね・・・)
ヒトミさんについての新たな発見を胸に、私はエルドルを連れてエレベーターに乗り込んだ。

宇宙人エルドル!(2)

「ところでリンさんは家が近くなんですか?」
「え、あー、まぁ・・・」
「その・・・もしよろしければ今晩泊めて頂けないでしょうか?」
「はぁ?!」
私は今、物凄い否定の顔をしていたと思う。
いくら何でも見ず知らずの宇宙人を家に連れて行く、増してや泊めるなんてあまりにも無謀だ。
しかし、あんな困った顔で頼まれたら断れる地球人(特に女性)はそうそういないと思う。
ヤツは美形だからだ。
「うーん・・・」
「もし無理なようでしたら、この近くに宿泊できるような施設とかはありませんか?」
「宿泊できるような施設・・・・・あ」
そうだ、ヒトミさんに頼んでみよう。
ヒトミさんとは私の伯母で、私と家族が住んでいるマンションの管理人だ。
結構美人なのに独身で、しかも結構物好きだから、もしかしたら空き部屋を貸してくれるかもしれない。そう思ったのだ。
「うん、一箇所だけもしかしたら泊めてくれるかもしれないトコあったわ。ちょっと待ってて。」
私はそう言って、携帯を取り出し伯母さんに電話をかけた。

「あ、もしもし。凛ですけれどー」
「お、凛じゃーん 久し振り~。どうしたの?」
「実は一日空き部屋に泊めて欲しい人がいるんだけど・・・」
「ふーん・・・その人はどんな人物?経歴とか・・・」
「え、えっと・・・それは・・・ちょっと待ってて」

私は一旦携帯を離して小さい声でエルドルに訊いた。
「ちょっとアンタ、地球で過ごすときの経歴とかは決めてんの?」
「はい?」
つられて声を潜めるエルドル。
「だーかーら!地球人設定として何人だとか、家族構成とか!!」
「えーっと、決めてません!」
「うぉい!!んーもう・・・じゃあ私が勝手に決めるよ?!」
「はい!宜しくお願い致します!!」


まったくもって・・・
しかし、何故かそれが重荷になるとか、嫌だとか感じなかった。
そして再び通話開始。

「もしもしー ごめん遅くなって」
「あーいいよ全然。」
「えーっとね、名前はエルドル=アステニーソって言って、父親がスペイン人、母親がイギリス人。生まれた時から五歳までは日本にいて、そっから今日までイギリスで暮らしてたんだって。だから英語も日本語も堪能。今回はに語学勉強のために来日。つまり留学ってコト。
けれど初日から何かの手違いでホテルの予約がとれてなかったみたい。」
「ほー。何だか面白そうな経歴の持ち主だね・・・」

ヒトミさんが人に対して「面白そう」と発言したならば、その人は間違いなく気に入られた証拠だ。

「分かった。住む所決まってないようならここに住まわせてあげてもいい。」
「本当?!ありがとー!さっすがヒトミさん!!」
「はいはい。早くその子連れて帰ってきな!」
「はーい♪んじゃあねー」

これでエルドルは一応の安全確保ができたわけだ。
しかし・・・一つ問題がある。

UFOだ。

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未確認人物UMA!(3)

俺はもう訳が分からなかった。
このままもう一度布団にダイブしてこの悪夢から目覚めたい。
・・・悪夢?もしかしてこれは夢じゃないのか?
そう思って俺はほっぺたを思い切りつねった。
・・・痛い。こんなに強くつねるんじゃなかったと後悔する程痛い。
男の子はと言うと、今にも泣きそうな顔だ。
俺は二、三度深呼吸をして、落ち着いてからこう訊いた。
「お、俺は満谷 彰。君は誰なんだ?」
「僕はユウマ。苗字は・・・忘れちゃった。」
「んで何故君は助けて欲しいの?」
「あのね、あのね、僕死んじゃって、それで屋根に上ったら犬に吠えられて、そんで黒いのが・・・黒いのが・・・うわぁぁぁん!!」
ユウマはその黒いのが相当怖かったらしく、俺に泣きついてきた。
「そ、その黒いのに見つかって、ひっく、肩食べられそうになったの・・・ひっく」
俺はユウマの肩を見た。
(!)
彼の右肩は無残に噛まれており、辛うじて皮一枚で繋がっている程度だった。
幸い幽霊だからか血は出ないらしく、俺は気絶せずに済んだ。
そのうちユウマは泣き疲れて眠ってしまった。
「オイオイ・・・他にも訊きたい事は沢山あるんだが・・・ま、いっか。明日にすりゃいーし。」
俺はユウマを自分の布団に寝かせてから、電気を消した。
夕の森

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